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経営コラム

このコラムは、フリーペーパー「ゆっくりいきま商店」(発行元:有限会社 三瀧商店)に連載している「経営コラム」より転載しております。

「ゆっくりいきま商店」連載コラム ⇒⇒⇒ 直近のコラムです♪

♪ 平成20年8月号(号外)
 最近、友人達が飲食店の経営を始めた。どんな商売でもそうなのかもしれないが、特に飲食店などのサービス業は、お客さんと直に接する従業員がキーパーソンになる(医療や福祉の仕事も同じかも知れない)。「また、この店に来てみたい」とお客さんが思うかどうかは、接客サービスの善し悪しで決まるからだ。
 話しは少し変わるが、多くの会社でいわゆる『縦割りの組織』が形成されており、ここには、大きな弊害が潜んでいる。縦割りの組織においては、部や課などの『なわばり意識』が強すぎて、必要な情報が会社全体に行き渡らないからだ。お客さんと直に接する従業員こそが、顧客ニーズなどの生の情報を得られる位置にいるはずである。であるなら、接客サービスに当たる従業員が経営戦略において最も重要で、教育や研修あるいは採用面において、より力を入れなければならないポジションであるといえないだろうか。

♪ 平成20年7月号
 最近、テレビや新聞などで「飛騨牛の偽装事件」が連日報道されている。疑惑の会社の社長が、「やったのは社員で、自分は全く知らなかった」と発言し、元社員などが内部告発を始めた。結果として、その社長はマスコミの前で謝罪会見をするはめになった。
 全社員が、『社長に夢を持ち、尊敬している』これが儲かる会社の法則だと思う。社員は、当然に『感情』というものを持っており、無理矢理「尊敬しろ」といってもどうなるものではない。社長が「この仕事はあなたに任せるから一生懸命頑張ってくれ、その代わり、何があっても後は自分が責任を取るから」といえなければ、社員はついて行かないと思う。どんな場合でも、『やる気』を決めるのは、人の心である。心で頑張ろうと思うから、身体が動くのである。会社のために社員に頑張ってもらおうと考えるなら、社員のモチベーションを下げるような言動は、絶対にしてはいけないと思う。

♪ 平成20年6月号
 経営の舵を上手く取るためには、経営者と従業員との仕事についての意識の方向性(ベクトル)を同じにしなければならない。経営の手法や技術的な問題はともかくとしても、同じ方向を目指して進まなければ、経営が順調に行くはずがない。そのためには、「経営理念」や「経営ビジョン」がしっかりとしいる必要があるが、これらが「絵に描いた餅」であるなら、全く意味をなさないことはいうまでもない。
 それでは、経営者と従業員が同じベクトルを共有するためには、どうしたらよいのだろうか?これは、大変悩ましい問題である。明確なのは、従業員の経営者に対する「信頼度」が深く関与してくるということだ。「信頼度」には、様々な内容が含まれると思うが、従業員側からすれば人生を懸けてその経営者について行くのだから、当然のことである。この「信頼度」を勝ち取るために、相当の努力が求められることは、想像するに難くない。

♪ 平成20年5月号
 先日、新聞を読んでいたら、瀬戸内寂聴さんのコラム『じっと遠くを見据えなさい』(朝日新聞)が目に止まった。そこに書いてあった興味深い内容は、「いい仕事をしたいなら、先行きをしっかり見据えて、進む方向をつかんでおくこと」が大切であるということ。ここで、「仕事」を「事業」や「経営」と読み替えても通用するのではないか。
 また、「仕事は生活の糧を得るために毎日続けていくもの。でもその日々の努力の流れはどのような大海に注ぐのか、決めれば迷いがなくなる」とあった。会社や個人事業主の経営理念がそうであると思う。経営理念とは、一般的に「自分達は、どのような信念に基づいて事業の経営にあたるのか」ということ。経営理念がしっかりしているからこそ、経営ビジョンがハッキリしてくるのである。経営理念が社会に共感され従業員に深く浸透していればこそ、組織が一丸となって、厳しい経営環境の中でも戦い抜いて行けるのだと思う。

♪ 平成20年4月号
 私は、税理士なのですが時々「計理士さん」とか「会計士さん」と呼ばれることがあります。また、「税理士と(公認)会計士はどっちが上ですか?」と訊かれることもあります。そもそも、計理士という国家資格の試験制度は、今は存在しませんし、税理士は主に法人税や所得税などの税金と会計に関する仕事を、公認会計士は上場企業等の財務諸表の監査をする仕事(簡単にいうと決算書等のチェックを行う業務)を行いますので、両者の職域は異なります。
 でも、税理士に対する世間での認識が、今一つ曖昧であるのも事実のようです。私は、税理士が「中小企業経営者などの良き相談役」として、今よりももっと個人や企業・団体、あるいは社会から認知してもらえるよう、微力ですが努力して行こうと思っています(職業会計人としての誇りを持って)。

「ゆっくりいきま商店」連載コラム(バックナンバー)
◇ 平成20年3月号
 今回は、『個人住民税の住宅ローン控除制度』についてのお話しをいたします。税源移譲により、平成19年分の所得税と平成19年度の個人住民税の税率が変更になりました。この税率変更によって通常、税率変更後の所得税額は変更前の所得税額よりも減少するため、変更前の所得税額では控除することができた住宅ローン控除額のうち、税率変更後の所得税額では、いくらか控除しきれない額が生じる可能性があります。その控除しきれない額を個人住民税からさらに控除するものが個人住民税の住宅ローン控除制度です。なお、この制度の適用を受けるためには、必ず本人による申告が必要です。また、申告期限は平成20年3月17日までとなっていますので、ゆっくりはしていられません。サラリーマンの場合、提出書類として「市町村民税道府県民税住宅借入金等特別税額控除申告書」と「平成19年分給与所得の源泉徴収票」の原本(必ず原本)の2つの書類が必要です。

◇ 平成20年2月号
 医療費控除とは、個人がその年中に、本人またはその家族(生計を一にする配偶者その他の親族)の医療費を支払った場合で、その医療費の額がその人の年間所得金額の5%相当額(その額が10万円を越える場合は10万円)を超えるときに、その超える部分の金額をその人の所得金額から控除するものです(200万円が限度)。生計を一にしていれば、扶養親族でない家族のために支出した医療費でも医療費控除の対象になります。また、所得金額が200万円未満の人は、医療費の合計額が10万円超でなくても、医療費控除が受けられます。それと、所得税は、所得が高くなるほど税率が高くなる仕組みなので、家族の中で一番所得の高い人が医療費控除を受ければ、税金を多く戻すことができる場合があります。税金の還付を受けるための確定申告は、2月15日以前でも行えますから、ゆっくりしていないで、なるべく早くの申告をお薦めいたします。

◇ 平成20年1月号
 あけましておめでとうございます。本年は子年ですが、一説によると、この十二支というものは、神様が自分の家にやってきた動物の順番で決めたらしいです。牛は、「自分は歩みが遅いから」と真っ先に出かけ、一番に門の前に着きました。しかし、門が開けられた瞬間に、牛の頭の上に乗っていたネズミがその前に飛び出したので、ネズミが十二支の最初になったといいます。本当は、ネコも十二支に入りたいと思っていたらしいのですが、ネズミが集合の日をわざと間違えて教えたので、残念ながら十二支に入ることができなかったそうです(だから今でもネコはネズミを追いかけ回すのだそうです)。このお話しでは、ネズミについて「他力本願で狡い」という印象だけが残りますが、私は、今年がこんな「ネズミ年」であるからこそ、ゆっくりでも構わないから一期一会を大切にして、常に誠実に事務所経営を行っていきたいと思っています。本年も宜しくお願いいたします。

◇ 平成19年12月号
 就労支援事業等とは、一般に「働く意欲がありながら障害等により就労が困難な者の雇用や就労を支援し、一人ひとりが意欲と能力に応じて生き生きと働くことのできる社会の実現を目指す事業」とされており、本来的に税制面でバックアップが必要とされる事業であると考えられる。しかし、消費税法においては、社会福祉事業等が非課税とされるものの、その範囲から就労支援事業等において「生産活動としての作業に基づき行われるもの」が除かれている。就労支援事業等での生産活動としての事業収入は、その収入から事業に必要な経費を控除した額に相当する金額を、障害者等の利用者工賃として支払わなければならないこととされている。就労支援事業等の担い手である社会福祉法人等が、消費税の納税義務者になり、その結果として負担される消費税の納税額に相当する額が利用者工賃としての支払額を減少せしめてしまうことに、憤りを感じる。消費税法は、以上の点に配慮し改正されるべきである。

◇ 平成19年11月号
 ある介護老人福祉施設でのお話し。ご老人を乗せた車椅子を押しているケアワーカーに出会いました。「何をしているのですか?」と訊いてみると、「見れば分かるでしょう。車椅子を押しているのですよ」と答えた。そして、もう一人のケアワーカーが、ご老人を乗せた車椅子を気遣いながらゆっくりと押しているので、先ほどと同じように「何をしているのですか?」と訊いてみると、「おばあちゃんのお世話をしています」と答えました。
ここで少し考えてみると、「車椅子を押す」ということは、これを「作業」としてみているのだと思います。一方、「お年寄りのお世話をしている」ということは、これを「仕事」として認識しているのだろうと思います。確かに、このことだけで全てを判断することは出来ませんが、皆さんは、どちらのケアワーカーに自分の両親や大切な人を看てもらいたいと思いますか。また、どちらのケアワーカーがこの施設にとって望まれる職員(つまり優秀な職員)だといえるのでしょうか。答えは、簡単ですよね。

☆ 平成19年10月号
 緑茶飲料『伊右衛門』の大ヒットで知られる京都の老舗 福寿園は、「ゆっくり楽しむお茶の時間」を再構築することと「ペットボトルのお茶」の販売戦略を進めることの「二兎を追う経営」を模索しているという内容の記事が、朝日新聞朝刊(平成19年9月17日)に載っていた。最近、ペットボトルのお茶取り巻く経営環境は、「二匹目のドジョウ」を狙って、各飲料メーカと京都の老舗茶補との提携が進んで来ており、競争は一段と厳しくなっているようである。福寿園は、敢えて「二兎を追う経営」を選択するハメになってしまったが、茶葉とペットボトルのお茶が「伝統あるものと新しいもの」、「高級なものと安いもの」と相反する性質を有することと、二つの商材が消費の面で競合する関係にあるところが大変興味深い。コーヒー飲料がそうであるように、茶葉や緑茶飲料も例えば『朝専用のお茶』や『おにぎりに良く合うお茶』、『リラックスタイムに最適のお茶』といったように、より具体的な商品戦略で新たな消費者ニーズを掘り起こすことも面白いかも知れない。

☆ 平成19年9月号
 ゆっくりと無借金で経営ができたら、どんなにか楽だろうと思いますが、商売をしていると金融機関からお金を借りなければならない場合があります。それは、運転資金であったり設備資金であったりするのですが、出来るだけ上手に借入をしたいものですね。そのためには、貸す側から借りる側に何が求められるかを知っておく必要があります。それは、担保価値のある不動産でしょうか?それとも第三者の保証?勿論これらは、場合によっては必須とされるでしょうが、実はもう一つ重要なものがあるのです。それは、借りる側自身の「信用」というものだと思います。「信用」といっても、創業して間もない者には、何もないかも知れません。この場合の「信用」とは、経営者の経営ビジョンが非常に明確で、お金を貸す側を充分納得させることが出来るかというところだと思います。言い換えると、貸す側からも「実現すれば素晴らしいですね」「実現させたいですね」と思われるような、具体的でかつ実現可能性が高い経営ビジョンが求められるのです。

☆ 平成19年8月号
 一般的に、「顧客価値」とは、お客様がモノやサービスを受けるときに得られる満足度を表します。顧客価値のレベルは、4つに分類されます。例えば、レストランで考えると、基本価値が「料理が美味しい」、期待価値が「接客がとても良い」、願望価値が「香辛料など嫌いなものがあるかどうか尋ねてくれて、お客さんの好みに合わせてくれる」、そして予想外価値が「次回来店時に名前を覚えていてくれる上、前回の要望を把握していて、さりげなくそれに応えてくれる」といった具合である。常に「予想外価値」を提供することを念頭において、「お客様第一主義」に徹することが大きなポイントになると思われます。この結果、その顧客はいわゆる「リピーター」になってくれる訳です。でも、苦悩も多いことでしょう。長期的な関係を維持して行くことで顧客自体の価値レベルが高まり、かつて「予想外価値」であったモノやサービスが時の経過と共にそれが「基本価値」になってしまうこともあるからです。でも、これに屈してはいけません。更に新たな「予想外価値」を創造し提供し続けて行くことで、逆に顧客価値を一層高めて行くことが大切なのです。

☆ 平成19年7月号
 ひと昔前は、お店の「商いの評判」というものは、人伝にゆっくりと広がって行ったものです。現在はというと、ネット上のブログなどを通して、瞬時にしかも全国に伝わってしまいます。新しい顧客を開拓するためには、広告宣伝活動というのが欠かせないものですが、広告宣伝に大金をかけたって、何の効果もない場合があります(それは広告の仕方に大きな問題があるからです)。いわゆる「口コミ」は、今も昔も想定外の宣伝効果をもたらしてくれることが多々あります。これは紛れもない事実です。であるなら、ブログの書き込みも、お金をかけない強力な広告宣伝用ツールであると言えなくもありません。でも、ブログには、店にとって好ましくない評判も書き込まれる恐れがあります。こうなると店の評判は地に落ちてしまいます。口コミの評価は、顧客が決めることです。お店として「顧客満足」を第一に考えることが何よりも重要であることは、言うまでもありません。

☆ 平成19年6月号
 ゆっくりと構えていたら、原稿の締め切りが過ぎていました。何を書こうかと焦っていたら、「パンの缶詰」の話が頭に浮かんできました。このパンの缶詰とは、名古屋ライトハウスというところがネットなどで販売している『パンの缶詰 パンですよ!』のことです。乾パンならぬこのパンの缶詰は、災害時用の非常食としても最適の携帯保存食です。チョコチップ、レーズン、コーヒーナッツ味の3種類があり、焼きたての風味をそのまま缶詰にした商品です(決して乾パンみたいに固くはありません)。美味しい上に、なんと賞味期限が3年という優れモノです。製造元でもある名古屋ライトハウスは、身体障害者授産施設等を数多く運営する社会福祉法人で、障害のある方々へ新たな働く場を提供するためにこの事業を始められたそうです。この商品開発のアイデアは、抜群だと思いませんか?
問い合わせ先:kan@nagoya-lighthause.jp

◆ 平成19年5月号
 先日、夕食後ゆっくりと新聞でも読んでいると、コラム欄に「品質管理」についての話が載っていた。品質管理の要は、@ノルマを設定し、生産や販売に関する計画を立てる A安いという理由だけで仕入先を決定しない B現場の誇りを奪ってはいけない・・・等の十数項目あるという。特にAとBであるが、なるほどだと思う。Aは、安いからといって安易に仕入業者等を決めてはダメだということで、取引先としての信頼性、その業者の経営理念や世間での評判等も大切な決定要素であるということか。Bは、現場つまり職人のコダワリを無視して、経営はできないということ。職人の誠実な仕事ぶりを可能な限り尊重し、消費者が大満足するモノやサービスを提供しようとする姿勢こそが品質管理の本質なのかも知れない。

◆ 平成19年4月号
 「老後は、ゆっくり年金生活でいきましょう」と言ってみたいですね。ところで、厚生年金法の改正により、婚姻期間中の年金を夫婦間で分割する、いわゆる「年金分割制度」がスタートしました。これには、今年の4月から始まる制度と来年の4月から始まる制度とがありますが、年金分割の対象となる期間等がそれぞれ異なりますので注意が必要です。また、分割される年金を受け取ることができるのは、離婚時等ではなく自分が年金を受け取れる年齢に達した時点です。対象となるのは厚生年金だけで、個人事業主などの妻は対象とならないケースがあります。それと、そもそもこの制度の目的が「離婚後の生活確保」にありますので、共働きで、婚姻期間中の妻の収入が夫の収入より多いケースでは、妻が夫へ年金を分割しなければならない場合もでてきます。もう一つ、原則として離婚してから2年以内に請求しなければ、年金を分割してもらえない場合がありますのでご注意を。

◆ 平成19年3月号
 ゆっくり行きましょう。そうそう、出来れば会社の資金繰りも余裕を持ってゆっくり行きたいものですね。経営の安定を図るためには、利益を確保することも大事ですが、資金繰りが上手く行かなければ大変なことになります。
会社の資金は、人の身体に例えるなら血液みたいなものです。人間は、血液の循環が途絶えてしまうと死んでしまいます。これと同じように、会社も資金繰り(つまり資金計画)が立ち行かなくなり、資金調達が完全に絶たれると倒産してしまいます。
経営者にとって、資金計画を立てることは、従業員や利害関係者との関わりをもつ以上当然の責務です。毎月の資金計画はもとより、最低でも2・3箇月先の資金計画を企てておくことが肝心です。「どんぶり勘定」の挙げ句の果てに借金を繰り返して、ニッチもサッチもいかなくなってからでは遅いのです。
無計画に借金でしのぐことは、人体でいうなら自力での血液の生成を諦めて、応急措置であるはずの輸血を繰り返しているのと同じようなもの。資金繰りを疎かにすると、会社が健全な営みを続けて行けなくなるのです。

◆ 平成19年2月号
 「ゆっくり行きましょう」といったって、商売を続けていくためには、やはり利益を上げて行かなければなりません。経営の安定を図るためには、適正な利益が確保されていなければならないのです。
利益(儲け)は、収益から費用を差し引いた残りです。費用が収益より多い場合は欠損(赤字)、収益と費用が同額の場合は利益も欠損も発生しません。損益ゼロで収益と費用が均衡する状態が「損益分岐点」です。
費用は、固定費と変動費に分けられます。固定費とは収益の増減に関係なく支出される費用で、例えば、従業員の給与、家賃、水道光熱費、支払利息などです。変動費とは収益の増減に伴って増減する費用で、例えば、商品の仕入高、外注費等です。損益分岐点を算式で示せば次の通りとなります。         
 損益分岐点=固定費÷(1−変動費÷売上高) 
商売をされている皆さん、試しに自分の事業の損益分岐点を計算してみてください。己を知るための手がかりになるはずです。

◆ 平成19年1月号
 商売人に対して「ゆっくり行きましょう」とは、何てことをいうのだろう。この情報社会のなかで・・・。でも、よく考えてみると、うなずけるところが見えてきます。
皆さんもとっくにお気づきのことでしょうが、所謂「薄利多売」方式での商売は、大部分がその役割を終えました。顧客ニーズの変化と多様化に伴い、これとは別の視点で商売をしていかなければ、生き残っては行けない時代がすでに到来しています。それが、「コダワリ」のある顧客を充分に満足させることのできる「モノ」または「サービス」の提供ではないでしょうか。
『コダワリ』=『ゆっくり行きましょう』
という方程式が成り立つのなら、これからは、むしろその仕上がりがスローテンポであっても、充分納得できて、それでいて心地良く、長く付き合っていける「モノ」または「サービス」に、今よりももっともっと注目が集まって行くのではないでしょうか。
全力で駆け抜けてきた足をいったん緩めて、自分の足もとがしっかりと地についていることを確認し、「今、ここ(この瞬間が大切である)」という感覚を常に保つことは、必要なことだと思います。




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